気になる嫁さん ロケ地の楽しみ(3)

第4話のロケ地です。

めぐみの様子を覗いに清水家を訪れた宏子、ひと癖もふた癖もありそうな清水家の人たちに心配な思いを募らせ清水家を後にする。宏子を送って来ためぐみが、タクシーを呼び止めたのは清水家近くの線路脇でした。夕暮れ時のブルーの映像きれいですね。それにしても、実際こんな場所にタクシーなどめったに来ないのですが。


砧8丁目30辺り、2019年2月17日、撮影。

「めぐみさん、たまには晩酌の相手をして欲しいんだよ。純のヤツみたいにな」と呂之助。めぐみと呂之助が歩いていたのは、仙川に架かる東原橋でした。何と当時の橋は今も健在です。この呂之助の台詞、棒読み調が気になりますが、おそらくユニオンのスタッフは佐野周二さんに「小津調」でお願いしまーす、なんて言ったのかもしれませんね。


祖師谷3丁目13−22、2019年3月31日、撮影。

別のアングル。


祖師谷3丁目13−22、2019年3月31日、撮影。背後に写っているのは成城大学。

別アングル。街路灯は新しいものになりましたが、同じ位置に設置されています。毎度のことながら、街路灯や消火栓はロケ地特定に役に立ちます。
 

祖師谷3丁目13−22、2019年3月31日、撮影。

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第5話のロケ地です。

力丸のトレーニングに付き合うめぐみ。ここは『雑居時代』第9話にも登場した成城通りです。右手に写っていたのは「葡萄屋」の青い看板。俳優の宇津井健さんの夫人が営んでいたレストランでした。背後の瓦屋根のお宅、今も健在。こういった瓦屋根のお宅は昭和の文化財として、いつまでも残して欲しいものですね。


成城6丁目14、成城通り、2019年2月17日、撮影。

清水家へ戻るふたり。小田急ロマンスカー「あさぎり」、砂利道、線路脇の雑草、うっそうと茂った木樹、この昭和の風景にたまらなく惹かれます。


砧8丁目30辺り、2019年2月17日、撮影。全くつまらない風景になってしまいました。残念。

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