雑居時代 ロケ地の楽しみ(10) 青山通り

秋、深まる今日この頃。毎年、この時期になると、『雑居時代』が観たくなるから不思議です。下の写真は、第5話、夏代さんが、タクシーで走り去る、玄也、フーコ、デコちゃんを目撃するシーンです。秋の爽やかな日差しに、つば広のニット帽、素敵ですね。

青山通りは、『雑居時代』のロケ・シーンに3箇所ほど登場します。まず1つ目はこのシーン、「ツバメヤ」前です。夏代さんの背後に見えるこの店は明治41年創業の老舗・眼鏡店。今も、同じ場所に健在です。


2013年12月29日、撮影。

2つ目は、「ツバメヤ」から、さらに半蔵門方面へ向かった「青山学院」前。下の写真は、第8話、学校帰りのフーコとデコちゃんが青山通りに架かる歩道橋を歩くシーンです。今も同じ場所に歩道橋はあります。おそらく、1973年当時のものだと思います。


2013年11月30日、撮影。

第8話。同歩道橋。当時はローマ字表記はなかったんですね。

2013年11月30日、撮影。

3つ目は、第22話。デコちゃんがポルノ映画監督、汐崎に声をかけられるシーン。表参道交差点の辺りです。背後に「堀不動産K.K.」という看板が見えます。この不動産会社、今も同じ場所に健在です。


2013年12月29日、撮影。

青山通りの風景は当時と比べるとかなり変わりましたが、『雑居時代』のロケ地となったこれらの場所は、当時の面影が強く残っています。ツバメヤ、青山学院前歩道橋、堀不動産、いつまでも、残って欲しいものですね。

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