おひかえあそばせ ロケ地の楽しみ (16)

第6話。友人の鳴海が目の手術で入院する間、鳴海の焼き芋屋台を引き受けた薫、慣れないながらも、「いしやきいも」と呼びかけながら、屋台を引き回します。下の画像は、通りかかった蕎麦屋の出前持ちに「あんた、新米だろ、音痴だな」とイチャモンを付けられるシーン。

薫「こんなものは、芋を売ってるてーことがわかりゃいいんだから」

蕎麦屋「そーはいかねいよ。金魚屋だって、豆腐屋だって、竹竿屋だって、昔から決まった節回しがあるんだから」

と、蕎麦屋は「いーしやぁーきいもー、おいもー」という焼き芋屋独特の節回しを薫に教えるのでした。

ロケ地は、首都高速飯倉出口付近。第1話で、飴をしゃぶりながら紙芝居を見ている薫を菊枝が笑ったシーンでも使われました。



六本木5丁目16−35、2023年2月4日、撮影

次に薫が回った先は、三女のすみれが勤務する福富商事前。下の画像は、すみれを食事に誘いに来た大下が、薫を見つけ驚くシーンから。溜池いう表示版が写り込んでいるのでロケ地は容易に特定できました。背後の柱は首都高速中央環状線のもので、今も健在。



永田町2丁目4−3、2024年3月10日、撮影

下の画像はこのシーンの逆アングル。福富商事のロケ地「永田町ビル」が写り込んでいます。




永田町2丁目4−3、2024年3月10日、撮影

『雑居時代』第13話、夏代さんが小寺の話を聞いたのはこのビルの屋上でした。この永田町ビル、近々に解体されるとのこと。無くなる前に、写真に収めることができて良かったと思います。

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